05日 2月 2004

いつかの日のために

遊びかけて眠ってしまったこどもは

夢のなかで続きを遊べたろうか

あやしながら眠ってしまった母親は

夢のなかで甘やかしたろうか

前を見て歩きはじめたこどもが振りかえったとき

そこに誰かいたろうか

振りかえることなく歩いてゆくこどもを見る母親は

笑っていたろうか泣いていたろうか

帰る家は帰りたい場所だったろうか

流れた涙は冷たすぎたろうか

叫び声は小さすぎたろうか

いま交わされる笑顔は

遠すぎたろうか

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コメント: 7

#1
oretasakana (火曜日, 06 12月 2011 23:02)

えれのあ (Thursday, 24 November 2011 16:10)

かなしいようなくすぐったいような気分になりました
#2
oretasakana (火曜日, 06 12月 2011 23:02)

まる (金曜日, 25 11月 2011 16:59)

すてきな詩ですね。引き続き読ませていただきます。
#3
oretasakana (火曜日, 06 12月 2011 23:03)

(土曜日, 26 11月 2011 12:58)

（木曜日,24　11月　2011　22:38 ）
えれのあさん
読んでくれてありがとう。
書いてくれてありがとう。
#4
oretasakana (火曜日, 06 12月 2011 23:04)

(土曜日, 26 11月 2011 13:00)

（土曜日,26　11月　2011　02:49）
まるさん
ありがとう。
楽しみにしています。
#5
oretasakana (火曜日, 06 12月 2011 23:05)

阿部高大 (日曜日, 27 11月 2011 00:20)

夕日が眩すい。
金のラッパを吹く音が聞こえるよ。
今日は豆腐はいらないの⁉
そう。いらないの。。

なぜか振り返った時、
空に何かがいました。

それを追って遊びに行こう（笑）
#6
oretasakana (火曜日, 06 12月 2011 23:05)

(日曜日, 27 11月 2011 23:33)

阿部高大さま

私はお豆腐を買って湯豆腐を炊いておりますので、どうぞ行ってらっしゃいまし。
あ、私、先にいただいておりますので、どうぞお気遣いなく。
#7
oretasakana (火曜日, 06 12月 2011 23:06)

（上記コメントは、「今週の詩」に掲載中に書いていただいたものをここへ移植したものです）