輝きに照らされても
盲いた者に光は届かぬ
万物の神にも似た太陽よ
やせ細ったろうそくの揺れる炎よ
だが輝きに照らされて
盲いた者は笑いかける
寄せて返すあたたかなさざなみに
闇の奥からあたたかな輝きに
輝きよ
おまえの光は闇には届かぬ
だが輝きよ
光が足りないと嘆いてはならぬ
照らされた者を忘れてはならぬ
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oretasakana (火曜日, 20 12月 2011 21:52)
このころは、ソネット(十四行詩)を集中的に書いていた。詩のリズムを憶えようとしていたのだ。この作品は、谷川氏の「輝きはなにを照らしてもよい」という言葉から生まれた。
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oretasakana (火曜日, 20 12月 2011 21:52)
このころは、ソネット(十四行詩)を集中的に書いていた。詩のリズムを憶えようとしていたのだ。この作品は、谷川氏の「輝きはなにを照らしてもよい」という言葉から生まれた。