風にさらせ雨に濡らせ陽に照らせ
髪踊り爪先凍え頬灼けても
奴隷市場に立たされた今日一番の女の如く
おまえの魂をさらせさらせさらせ
値踏みする者目逸らす者の腹の奥は空っぽだ
前を隠して歩く恥さらしの首など刎ねてしまえ
おまえのむきだしの魂は刃だ
おまえの苦痛は首斬り人だ
この街には誰も残らない
ねずみと俺たちだけの街
人は怖れて皆去った
祭りの日が近づいている
眠らず踊り喰わずに酔おう
魂を祝って
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